塾長ブログ
マイホームあおもり
みなさま、 はじめまして。
個別学習塾Mapで講師をさせていただいている岡田羽湖(おかだはこ)です。
この度ブログの執筆もさせていただくことになりました。記念すべき第1弾テーマは私の地元、青森県。生まれも育ちも青森県。高校卒業まで18年間を青森県で過ごしました。
みなさんは「あおもり」と聞いて初めに何を思い浮かべるでしょうか?今、何が浮かんでいますか?
私はコロナが始まった2020年の4月、大学入学のために上京し、あっという間に現在大学4年生 です。この4年間、東京で出会ったみんなに「青森出身」と伝えると、次に返ってくるのは大体これらでした。「ねぶた有名だよね」「りんご!」「方言話せるの?津軽弁!」
さて、私の地元ではねぶたもりんごも津軽弁もありません。ということで地元青森県の南部地方について少しみなさんに知ってもらおうと思います。
青森県の真ん中には縦に奥羽山脈がドーン!とあり、山を境目に、太平洋側の南部地方、日本海側の津軽地方に分かれます。元々江戸時代まで別々の藩だった二つの地方がひとつになって 青森県が誕生しました。
青森市や弘前市は津軽地方、八戸市は南部地方。私の地元、十和田市も南部地方。ちなみに 実家から車で1時間の距離にある八戸高校に通っていました。
ねぶた、りんご、津軽弁、これらは全て津軽地方。我らが南部地方のものではありません。南部地方では、八戸市の三社大祭、十和田八幡平国立公園の奥入瀬渓流、十和田湖。八戸の漁港ではイカの水揚げ日本一で、日本最大級のカオス朝市と呼ばれる館鼻岸壁朝市が有名です。海鮮好きな私にはたまりません。方言は南部弁で、個人的には、津軽弁よりこっちの方が県外の皆さんとの意思疎通に支障が少ないのでは、と感じています。ただ、イントネーションや南部弁特有の表現はしっかりあるので、海の近くに住む友達の方言を聞くと「おお、おおお」と私でもなりま す。また地元の十和田市では、十和田四大野菜というものがあります。その中でもニンニクの生産量は日本一。このニンニクを使った焼肉のたれ「源タレ」は私の一押しです。
最後になりますが、私はなぜか周りの青森仲間と比べると方言が出ないようです。元々方言が強 くないので上京し、東京に染まってしまったことで、さらに薄まってしまいました。スピーキングは弱いですが、親戚や友達の方言に囲まれて暮らしてきたのでリスニングや読解は可能です。
今回紹介したような青森事情を聞くことはなかなかないと思います。今日まで「青森=りんご、ねぶた、津軽弁」と思っていた方はこれを機に、ぜひ津軽地方に負けない南部地方の魅力をもっともっと、知ってもらえたらなと思います。
次のブログもお楽しみに!