塾長ブログ
清水の舞台から飛び降りる
みなさん、こんにちは。
前回のブログで、清水寺の有名な舞台に立つ中年男性の写真を掲載し、その勢いで『次回は「清水の舞台から飛び降りる」です。お楽しみに』と記載していましたが、その後、1か月以上経過してしまいました。そう記載してしまっていた以上、今回のテーマは「清水の舞台から飛び降りる」でいきます。
「清水の舞台から飛び降りる」はことわざの一種で、思い切った大きな決断をするという意味です。写真の男性が飛び降りたかどうかは知りませんが、江戸時代、実際に飛び降りた人がいたようで、ある文献によると、願掛けの為に200人以上の人が清水の舞台から飛び降りたとされています。ちなみに清水の舞台の高さは地上12mですが、飛び降りた人の生存率が意外にも8割以上いたとのことです。昔は今以上に舞台の下の土が柔らかく、木も生い茂っていたので、助かる人も多かったようです。
さてここで皆さんに質問です。「清水の舞台から飛び降りる」という、一か八か的な、思い切った大きな決断を今までにどれくらいしたことがあるでしょうか。私は、忘れているだけかもしれませんが、自分が「あの時のあの選択は良かった」ということほど、思い切った決断をしたという感覚がありません。今思えば、自分の中に朧気に答えがあって、それが正しいのかどうか調べ、時には人に相談して後押しして貰ったりして、しっくりくる結論にしていったことが多いように思うのです。
「自分の子供にはこうなってもらいたい」と思われている保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、Mapでは、志望校選びや進路決定の際には、子供の中にある、まだ本人は意識できていないかもしれない、朧気な答えを一緒に話しながら明確にしていくお手伝いをし、最後には子供が自分で決めることができるようになってもらいたいと考えています。
ご意見がある方は是非お知らせ下さい。それでは。